ぼちぼち登山
2009年11月10日
いろいろと事情があり、火曜日に大山に登りました。←(^ ^);

登って大正解。
久しぶりの冷たい風とブナの木々は、答えを用意して待ってくれていました。

川床  5:52

この時期の6時前はまだ真っ暗。
川床脇の駐車スペースでパンを齧り、ヘッドランプをごそごそと装着し、雨の前の生暖かい空気の中へいざ・・。

6:32

尾根に上がると、甲ヶ山方面の空が色付きはじめる。
道標を右に折れ、所々に雪の残る古道を、大休峠へと足を進める。

大休峠の小屋  7:34

甲ヶ山が近くなると、大休峠も近い。
小屋はきれいに清掃されている。眠るには快適だろう。トイレが屋内にある。冬場は良いかも。
小屋で小休止。

野田ヶ山へのルート

ルートははっきりしているが、低木が生い茂り、今までの道とは格段に細い。笹も所々にあり、露対策があるほうがベター。
大山遠望

いつもながら、稜線上のユートピア小屋まで良く見える。
足元に絡みつく低木や木の根を掻き分けながら西へと歩を進める。
野田ヶ山  20

頂上付近のツゲ(?)の強靭な枝に毒付きながら、それでも目の前に広がる見事な冬枯れの写真を撮っていると、いつの間にか野田ヶ山。
頂上の見晴らしは効かない。

親指ピーク間近

野田ヶ山を越えると、しばらく結構な鎌尾根となる。中でも写真中央の親指ピークは、少々危険。
親指ピーク  8:44

ピークから下を覗くと、足がすくむ。
落ちたら死にます。
親指ピーク下り 

以前は巻き道であった松の東側の踏み跡が立派なコースに変貌していた。



下から覗くと、”こりゃいかんわ〜。”以前はかろうじて残っていた松の西側ルートがより一層ぼろぼろに・・。


そして、下に目を移すと、カモシカでも嫌がるような絶壁。
でも、あそこまで残置ロープが必要かちょっと疑問・・。
東側ルート道が深く掘れたら、この松も谷底へ落ちる運命・・・。

振子ヶ山登り

親指ピークを過ぎても、ちょっとした○危が現れる。ここは今日のように濡れていたら大変。靴が老朽化しているため滑りやすい。
この先危険

以前のルートが地震後にどんどん崩壊し、いまはカール状のガレ場となっている。とても通れない。立派な巻き道が作られている。

大山東壁 

そして、僕の好きな大山東壁。初冬の装いがまた凛凛しく、いつまでも眺めていたい風貌。
振子ヶ山からユートピア遠望  15

それでも歩いていればいつかは辿りつく。
振子ヶ山からユートピアを遠望。

天狗への登り

象ヶ鼻より上は、道幅が狭く、浮石だらけ。細かな砂利も良く滑り、とても危険。
天狗ヶ峰  1024

さるお方との約束で、ここから先への制限があり、今回は進まない。
天候悪化の兆しが、烏ヶ山を覆い隠し、風も冷たいそれに変わってきた。僕はこの冷たい大山の風が大好きで、みるみる汗の引く尾根上で小休止。

ユートピア小屋  1106

天狗のくだりはとても危険。風が強いとバランスを失い、しかしフラフラする猶予は無い。
ユートピア小屋もきれいに清掃されている。こちらには屋内にも屋外にもトイレが無い。ユートピア周辺にお花畑が広がっているのはその所以か?(冗談です、ハイ。)
おにぎりの昼食で少し時間を費やす。

三鈷峰への登り

西側(写真左側)のガレ場は、険しい感があるが、数メートル下に一段あって、少なくとも谷底まで真っ逆さまという事は無い。
三鈷峰から大山北壁  1132

前回(2年前)は風で断念した三鈷峰。ン十年ぶりの訪問となった。ケルンの数が増えているような・・・。
ン十年前にここに置き忘れた、姉からもらった腕時計を探したが、出て来るわけも無く・・・。
孝霊山遠望

天気は下り坂。雲が冷たい東風に運ばれてくる。孝霊山の向こうに見えていた弓ヶ浜も、次第に白色の雲の中にその姿を隠していく。
上宝珠  1202

砂滑りへの分岐。大山寺への高速下山に使うルート。相変わらず周囲の壁から頻繁に落石が発生している。砂すべりを走り降りるときは、飛んでくる石よりも速く走ることが必要(笑)。



宝珠尾根にもところどころ難所があるので気を抜けない。この部分も、登りは比較的楽だが、くだりは滑るので注意が必要。
下宝珠越  1303

この頃になると、少しの尾根のアップダウンでも足に堪える。そろそろ嫌気がしだした頃、なじみの下宝珠越に到着。ここから大山寺まで800m。
今回は川床へ帰るので、忠実に尾根道を辿る。
宝珠山  1312

宝珠山への道は、幾分細くなる。
宝珠山頂上では、写真の左から来て右へ下る。この他に北へもいけそうなルートがありそうだが、どこへ出るか分からない(地図を忘れて来た・・・)ので、予定の通り、中の原へ下る。

中の原スキー場  1325

最後は笹薮のなかに隠れた道を掻き分け掻き分け下る。
宝珠山からこちら、所々にピンクテープが打ってある。さて、どこかの好き者が山中徘徊した名残かな・・?
中の原スキー場をひたすら車道まで降りる。そのまま車道を東進すれば川床へ戻れますが、それが嫌なあなたへ。
車道を暫く歩くと、隣のスキー場へ入る道が。 そのままスキー場を、上の写真の看板を目当てに横切る。 道なりに進んで、更にスキー場を横切る。 ここは古道。道幅もあり、しっかりしている。 車道へ出て2分、急カーブの手前の谷筋を左折。※入り口が不明瞭。

そして川床へ。
14:08

冬型の鳥が多数、風のブナ林に生きていた。

野生は凄いと、改めて思った。