ぼちぼち登山
行程
11/3 大山駐車場 剣ヶ峰 振子山 野田ケ山 川床 大山駐車場
8:14 11:18 12:46 13:30 15:26 16:08
昨年来の約束を果たす為に、和歌山よりシマヤンが来られた。思えば、シマヤンを案内するこの日のために、大山の様々なルートを調査したのだが、結果、今まで目にした事の無かった大山の多様な表情を見ることが出来た。シマヤンに感謝。
この時期の大山はいつも大渋滞。でも、大山南壁をシマヤンにお見せするには、環状道路は必須。よって、朝早くに自宅を出発しました。
さすがに朝4時台の高速は順調に流れ、南壁の朝焼けに間に合う事が出来ました。振り返れば雲海もすばらしく、天気も快晴。残念ながら、稜線上に雪は無いが、雪の怖い僕にはこのほうが良いかも・・・。
気温は氷点下2℃〜0℃。
宝珠尾根は、錦秋に包まれています。
三ノ沢、キリン峠コースは、帰りの環状道路の大渋滞を敬遠してパス。縦走も、危険な割には”何だかな・・・・・”的心境でした。そこで、以前夏道を経験しているシマヤンには、ユートピアかな・・・と。ただし、今回は少しわがままを言いました。ユートピア→剣ヶ峰→ユートピア→砂滑りのお定まりのコースは芸が無いので、象ヶ鼻→振子山→野田ケ山→川床に決定。振子沢分岐から先は、僕も未経験のコースです。
秋色に染まる三鈷峰を左手に、ドンドン高度を稼ぎ、花のすっかり消えたユートピアを経由し、ザレた痩せ尾根を天狗まで登り、そして到着した11月の頂上です。
三ノ沢やキリン峠から来られた御仁等で、かなり賑やかな頂上からは、案の定大渋滞に陥っている環状道路が眼下に延びています。東に延びる縦走路には人影はほとんど見えず、むしろ危険な槍尾根に人が鈴なり状態。
眉間に皺を寄せた吉岡先生の御顔が目に浮かびます。
象ヶ鼻の下部より振子沢分岐へ、そして初体験となる振子山への縦走路へと足を踏み入れます。
草原の中の稜線漫歩を想像していたのですが、そんなにやわなコースではありません。振子山の稜線は、北側にパックリ切れており、道の上には、背丈の低い木々の小枝が伸び放題。”夏には生い茂る葉で通れんのとチャウン?”とはシマヤンの弁。
ここから眺める大山東壁と、三鈷峰の眺めは、素晴らしいものがあります。
そして親指ピーク。
下宝珠への登り口やユートピア小屋に、滑落死の情報が出ていましたが、なるほど、ここは危険です。
中央に見えているロープの左下は切れ落ちており、落ちれば助かりません。足元もステップが小さな上に不安定で、松の枝で身体を確保しながらの通過となります。松の右側に少し踏み後がありました。松の左側のロープを頼らない気持が良く分かります。
緊張を強いられる親指ピークを過ぎると間もなく野田ヶ山到着です。登山道には、両脇からの潅木の枝や笹の葉が覆いかぶさり、手入れはあまりされていないようですが、道はしっかりついていますので、迷うような事はありません。
少し下った笹原の中で、足の痛みから普段よりゆっくり歩いているシマヤンを待っていると、近くに鳥の声が。ブナの幹に身体をもたせかけて息を潜めていると、姿を現したその鳥はなんとソウシチョウ!それも2羽。篭脱けでしょうか?大陸に近い地方では時々見かけるとは聞いていましたが、この大山の中腹で出会うとは思ってもいませんでした。それはあちらも同じだったようで、僕を見るなりすっ飛んで逃げていきました。野生種だったのだろうか・・・。
アトリの大群と言い、ハヤブサくらいの猛禽といい、今回も沢山の鳥に出会うことが出来ました。
大休み峠は、以前両親が話題にしていたところです。とても雰囲気の良い所ですが、その雰囲気の良さに誘われてか、女性を主体とした年配の団体さんが大きな声で叫びまわっています。シマヤンと二人で顔を見合わせ、速攻で退散、休みもとらずに川床への下山に入ります。
この道は大山寺への参詣用に1600年に作られたとか。滑りやすい石畳ですが、景色は良く、右手に見える矢筈や甲ヶ山にいつか登りたいななどと、名残を惜しみながら歩を進めます。
下りてみた川床は、20数年前の雨の朝に訪れた時の面影は全く無く、立派な車道がついていました。以前は林の中へ延びる狭い道が一本、川端のわずかなスペースに車を停め、夜を明かした記憶があります。
ここで、車道を選択したシマヤンと分かれ、尾根越えに出発です。廃道のような道に足を踏み入れた途端、右前方でう○こをしていた年配の男性があわてて立ち上がりました。しっかり白いおしりが丸見え。m(_ _)m。ひっそりとしてくれていれば気が付かなかったのに・・・。(笑)
直ぐに一旦車道へ出て、暫く行くと再び山中へいざなう道標が。等高線の込み具合から急登を覚悟していたのですが、トテモ歩きやすい道でぐんぐん歩が進み、気が付けばスキー場へ出ていました。
途中で車道歩きとなりましたが、足は快調、川床から40分ほどで大山寺駐車場へ到着となりました。ほぼ8時間。
車道を選択されたシマヤンは、ヒッチハイクで一足先に駐車場でくつろいでおられました。

天気にも恵まれ、新しいコースも体験し、とても楽しい登山となりました。

シマヤン、あくる日は四国剣山へ登られる予定・・・。凄すぎ・・・。