9月3日

朝2:00起床です。高山病が出やすいので、朝食は摂らないようにとのアドバイスを受け入れて、ウィダーインゼリーを一口二口含んだだけで出発です。
すでに昨日から高山病の症状が出ていた僕は、朝一番からの急登にグロッキー・・・・。それでもなんとかSayat Sayat Hut 3668mまで登りました。ここでIDチェック。同行のノブヤンは、足を痛めて休憩です。女性にはとんでもなく優しいが、男にはとてつもなく厳しいショウタン、”自分のペースで登ってね〜〜!!”と、吐き気に苦しみ、座り込む僕を放っておいて、先へ行ってしまいます。
(後でブログを拝見したら、上部でバテていた女性にはしっかりちゃっかり手助けをしていたようです。)
ここから頂上までは、100m行っては休憩、吐き気を抑え、息を整え、ゼイゼイハアハア・・・。従って、写真が全くありません。(笑)
”富士山の標高を超えたら止めよう””3800超えたら止めよう”で、なんとか頂上に着きました。それにしても、吐き気がひどかった・・・。
苦しかった分、嬉しい・・。”苦しいほど楽しい”の言葉を胸に、頑張った甲斐があり、念願のショウタンとのツーショットです。
それにしても、強風で寒いこと、寒いこと・・・。登る方は、”しっかりした”防寒具の持参をお勧めします。
日の出前の一コマです。
夜明けの空に飛んでいく前のショウタンです。本当にタフで頼もしい方です。転落防止の柵の外に平気で出て行く彼は、本当に高所恐怖症かどうか疑わしいものです。(笑)
すばらしい眼下の景色に浮かぶ、ショウタンとRonyのツーショットです。今回の旅で、僕が一番気に入っている一枚です。
LABAN RATA RESTHOUSEを後にする前のチームです。今日も10.6℃。
これから4時間の下りが始まります。
下りは皆さん快調です。足を痛めるのは大抵下りなので、用心に越した事はありませんが、とにかく高山病の吐き気から逃れられる事を思うと、自然に足が進みます。
今日は昨日よりも雲が多いのですが、時折強く吹く風に雲が飛ばされ、”おお〜!!これが熱帯雨林!”と感激している僕がいます。
微妙な植生が、この写真で見分けられるでしょうか・・・。
そして、出発地点にたどり着きます。最後のほんの数十メートルの登りで、またもや激しい吐き気に襲われ、Gateを出た地点でダウン・・・・。頭を低くして帰りのバスを待ちました。
BHQでの記念写真です。3500m地点で吐き気に足が進まない僕を、気遣ってくれたRony、大変御世話になりました。
ショウタン、ノブヤン、今度はどこの山に誘っていただけるのでしょうか?”さあさあ、早よ行こらよ”の声が、耳元で響いています(^ ^)。