3シーズン用のシュラフでも、少し暑いくらいの夜でした。
何やら小動物が徘徊しているようで、同宿の方が台の上に置いていたビニールがしきりにガサガサと音を立てます。

朝まだ暗いうちから、大峰の修験者が祈祷を上げはじめ、その声にビックリでいっぺんに目が覚めました。ショウタンは、”知っている方がいるかも・・”と、小屋の外へ。

6:14分に行動開始です。稜線上から見る景色は、紀伊半島の山の深さを物語ります。
気持の良い稜線を、山上ヶ岳へと帰ります。
大峰は、他山域の同程度の標高の山と異なり、下草や喬木がとても少ないように感じます。これも鹿の食害でしょうか・・・?
山上ケ岳から南方を眺めます。手前がこれから辿る稲村ヶ岳、右側の尖鋒が大日岳、左手奥が弥山・八経、その左が釈迦への稜線。
雲の流れも美しく、すがすがしい朝の風に心地よいひと時を楽しみます。
レンゲ辻を越え、念仏山を越え、山上辻を越え、大日山の分岐までやってきました。大日山は鋭い尖峰ですが、見かけよりは易しく登れ、行程も想像よりもずっと短いものでした。
稲村ヶ岳に登った後、下山中に仰ぎ見る大日岳です。

稲村ヶ岳山頂には、立派な展望台がありますが、飲食禁止との事です。水だけ飲んでしばらくゆっくりくつろいでいると、何やらゼフィルスのようなきらめきが・・・。おそらくあの羽の色はアイノミドリシジミ。盛んにミヤマカラスアゲハやヒョウモンと追尾を繰り返しては、又もとの枝に戻ります。展望台だからできる(上から樹を見下ろせる)ミドリシジミの観察です。
チョウに興味の無いショウタン、”ゼフィルス?絶対覚えれんワイ”(^ ^);
山上辻から母公堂へ下る道は、あまり傾斜が無くだらだらだらだら・・・・・。”行けども行けども着かない”と、ショウタンがしきりに”こぼし”ます。あまり変哲の無い山道ですので、足だけが疲れていく感じです。
やっと、法力峠です。ここを尾根伝いに進めば、観音峰。いずれまたやって来ますねと心に誓い、右に折れて下山します。
かなり下ったところにある沢筋で見かけた立派な花です。暗い沢になんだか似つかわしなく、妙に堂々として立派でした。(笑)
そして、やっとこさショウタンお待ちかねの母公堂です。法力峠からの下りは標高も低く、暑さに少々閉口気味でした。
ここからしばらく車道歩きです。ショウタンのおっしゃるとおり、この車道を五番関まで登り返していては、熱射病になります。
こうして楽しかった今回の夢の旅も、無事終わりを迎えることとなりました。毎度の事ですが、すばらしい先達に多謝!
次はいつになるのかなぁ・・・。