2009年9月21日

大峰に訪れる際に、自らに課している事がある。それは、行仙小屋水汲みハイキング。
前回は、日本近海で急に発生した台風の為、丸太一本しか、それも鉄塔付近までしか担げなかった。
今回は、がんばんべ・・・。

  いつもの夜明かしスポットで、朝日を楽しみます。時々訪れる方が、何やかやと話しかけてきます。おもしろいもので、車自体は傍に駐車しません。はるか離れた場所に(しかもそこは昨晩僕がガードレールトイレにした場所・・・)停め、よそ行きの笑みで松の人となりを探ってきます。

  IさんのBMツアーに負けじと、”どことなく良さ気な雰囲気”を写し撮ってみましたが、サテ・・。

  先に、デイパックとお菓子、それに丸太一本と砂袋1個を上げました。宿帳を拝見すると、水場が涸れているとの事、ならば仕方が無いから、駐車地点傍まで下り、水20リットル。

  これやると、やわな松は右足膝を痛めます。今回もそうでしたが治りも早い。だから怖くありません。


  小屋のお掃除後に寝転がって天井見たり、


  窓からローマを見たり・・・(^ ^)

(数少ない)後ろ髪を引かれる思いで下山していると、30kgの荷物(沢山のビールが見えたような・・笑)を背負い、右手には金剛杖ならぬ丸太をぶら下げたKさんがのっしのっしと上がってこられました。そのしばらく後にIさん、そしてしんがりはYさん・・。山彦の重鎮達です。皆さん10リットルの水をしっかりそれぞれの背負子に結わえておいででした。聞くところによると、水が涸れている事を知った玉岡さんが、登山者のために9/20(日)に10リットル担ぎ上げたとの事。そう言えば、小屋で休んでいる時にいらっしゃった15人の団体さんも、合計7リットルの水を小屋に提供しておられました。

なんだか皆さん、すごくカッコイイ・・・。