1987年8月10日~8月14日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
初めての長い縦走です。若さだけで歩いたような・・・。
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第一日目 夜行で富山入りしました。天気はまずまずです。一の越への登りで大日を振り返ります。雪がほとんどありません。その分、高山植物が見事です。行程が、一の越まで35分?きっと、室堂は6:20出発だったのでしょう。 |
おなじみのイワヒバリです。彼らは概して人を恐れませんが、立山・剣は特にそうですね。ビスケットのおこぼれでも狙っているのでしょうか?僕は絶対にやりません。残念でした。(笑 |
五色ヶ原を望みます。鳶岳への稜線上で雷鳥の親子を見かけました。やはり高山です。この時期でもヒナがいます。至る所にお花畑が広がっています。シナノキンバイ・ハクサンフウロ・ウサギギク・チングルマ・コバイケイソウ・ヨツバシオガママ・・・。知らない花も盛り沢山です。 |
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アップダウンのきつい越中沢岳付近です。ガスがかかり始めました。歩くペースが同じで一緒になった、カレー青年と、宮崎のM氏です。みなさん、お元気ですか? |
スゴ乗越小屋前の団欒です。(笑)景色は無しです。本当にくたびれました。 |
第二日目 朝はガスっていましたが、北薬師岳の登りで晴れました。すがすがしさに包まれています。 |
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M氏との記念写真です。北薬師か、薬師本峰か判断がつきません。 |
太郎平です。予定では太郎小屋へ泊まり、黒部五郎方面へ縦走する予定でしたが、高天原へ下ると言うM氏について薬師沢小屋泊としました。 |
お食事中のM氏です。食料とごみ袋の区別がつきません。(笑) |
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薬師沢小屋前です。早くついたので、ゆっくりくつろいでいます。明日は、M氏と別れて雲の平への急登が待っています。 |
第三日目 きついと聞いていた雲の平への登りは本当にきつかったです。よって、登り時の写真無しです。雲の平へ登りきると、今回登れなかった黒部五郎が目の前に聳えています。”また今度来ます”と語りかけて、水晶への縦走です。 |
北アルプスの中にあって、南アルプスのようなスケールの山、薬師岳をバックに記念撮影です。雲の平自体は、僕にはあまりフィットしませんでした。ちょっと期待しすぎたかもしれません。 |
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水晶岳自体もあまり印象にありません。手前の水晶小屋が、稜線にしがみついているようなレトロさが良かった事くらいでしょうか。でも少しは水晶を探しました・・・・(笑) |
鷲羽岳への登りです。雲の平への登りで堪えており、結構きつく感じました。 |
三俣蓮華よりの鷲羽です。悠然としていて、威厳がありますね。今日は、所属している山岳会の方と双六で落ち合う予定です。コースタイムも長く、相当にきつかったです。が、待ち合わせていた方曰ク”10時間くらいでしょ?”う~ん、やはり僕にはこの会は無理だ・・・・。 |
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第四日目 山岳会の方と別れ、昨日三俣山荘に泊まったM氏を待っています。今日も快晴です。 |
笠への稜線は、途中灌木帯もあり、背丈の高い高山植物が多いように思います。笠手前になると、ガレてきます。ここでもライチョウを見ました。やはり子連れです。 |
笠の頂上です。滅多に飲まないビールで祝杯を上げています。この夕方、雷雲に飲み込まれました。すさまじい雷鳴と土砂降りの雨が小屋を揺らします。笠ヶ岳山荘は頑丈な、立派な小屋ですが、それでも揺れます。 |
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翌日は、快晴の中、ひたすら笠新道を下りました。 とても充実した、楽しい登山でした。 |