2020年7月21日(雌阿寒岳) | |||||
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心配していた天気もなんとかもちそうなので、清里にあるとても快適な宿を朝早く発ち、雌阿寒温泉に移動。 オンネトーのトイレですっきりしたあと、雌阿寒温泉までバック。 今日は暑い登りになりそうだ・・。 |
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雌阿寒温泉登山口 7:22 オンネトーは薄暗い。ビビりな私メは雌阿寒温泉まで戻り、登山口を探してウロウロ。駐車場にあった看板のアイコンを読み解いて、無事登山口に到着。早速ヒグマの看板・・・。萎えるわ・・。 |
昨日は使わなかったクマ鈴。昨日、石田ガイドさんに「効果は期待しないほうが良い」旨伺っていたが、精神安定剤は必要です(笑)。今日は初の出番となりましたが、登山道の明るさと他の登山者の存在から、悲壮感はありません。 |
火口半径1kmの看板 8:09 「噴火したら、ザックを頭に被って直ちに避難!」 |
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見るからに暑そうな登り・・・。でも、王子ヶ岳の暑さと比較したらなんちゃない。 と、萎えかかる気持ちを鼓舞しておりまする。 |
羅臼本峰でも咲いていたね・・。あちらではお話に夢中で写真を撮っていなかったので、こちらでパチリね。 |
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路は続く。どこまでも・・。 |
八合目 9:20 暑い中にも涼風は吹きます。その風を頼りにトボトボ歩いていると、次第に合目を上げていきます・ |
火口縁に出ると、足が竦むわ・・。火口内にアマツバメの群れが飛び交っています。火口内に巣でも作っているのかな・・。 |
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雌阿寒岳 9:57 頂上では、スペイン語の4名、英語の4名。日本人がおらん・・。時折足元でドーンと地響きがするのは気のせい?天気は良いが、こんなところに長居は無用。ビビりモード満開で、そそくさと下山だぁ! |
あちらに見えるは阿寒富士。去年の記事ではクマがいたとか。こんな何もない稜線にクマ?オンネトーコースを選択しなくて良かった。 |
下山 12:08 暑い中、やはりトボトボと下山。右膝が痛いため、庇いながらゆっくりゆっくり歩を進めました。斜里岳を選択しなくて良かったね。この足では登れなかったかも。 |
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2020年7月23日(雄阿寒岳) | |||||
7月22日は天気もあまり良くないし、雄阿寒はパスしてゆっくりしようと、阿寒湖温泉の宿でゆっくり。 宿の温泉に入っていると、みるみる消えていく筋肉痛。それに伴って、右膝痛も軽減。 翌朝起きて天気見て、登山口まで行って、状況見て決めよう・・・と、いつもながら優柔不断です。 |
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雄阿寒岳登山口 7:59 霧雨の中、宿から車を流し、たどり着いたそこは、何とも言えない雰囲気のある湖畔。登山口にはヒグマ出没注意の看板だらけ。登る前から萎えてます・・。トイレでスッキリしてしばし躊躇。だれか人来ないかな・・。 |
阿寒湖から太郎湖にそそぐそのクリークは、本州なら感涙もの。北海道のココは恐怖、恐怖・・。 |
でも太郎湖はやっぱり美しい。次郎湖はさらに雰囲気あり。 |
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二合目 9:02 阿寒は北見と釧路の間にある山。どちらの天気予報を参考にすればよいかわからない私メ。北見は昼から雨、釧路は昼まで雨。雨の中、雨具で足の自由度を奪われるのが嫌なので、今日は半ズボン。もうびちゃびちゃだけど、早く森林帯を抜けなくちゃ。稜線の方が少ないだろ、クマ(苦笑)。 |
五合目 10:37 「ここまでくれば8割踏破」の五合目。にしては、ココからも結構遠かった。雨粒は大きくなるし、森林帯を早く抜けたいし、右膝を傷めないように注意しないといけないし、子ヤギのハートはもう潰れそう・・。ほんとは三合目過ぎたあたりにある急な暗い斜面でギブりかかって、50メートルほど引き返した私メでございます・・。それからは無い勇気を振り絞り、クマ鈴を左手に持ち、ブンブン振りながらのやかましい登山です。 |
雄阿寒岳 11:26 ハイマツ帯に入ると、雨が小粒になりました。ここぞとばかりに下山開始です。ほんとに余裕がないんだから・・。 雨の森は動物は豊富?エゾリスやキクイタダキ、おそらくハシブトガラなども挨拶に出てきてくれました。足元からは、食べるとおいしいらしいエゾライチョウが飛び立つことも何度か・・。緊張の中にも心和むひとときです。 |
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雨は本格的になるし、当然のことながら下れば樹林帯になるし・・。ただ良い事は雨のおかげでまったく暑くない。頂上から登山口まで休みなしで下山しました。次郎湖では何やら臭う、近くで臭う!。あれが所謂獣臭に違いない!きっとそうだ!(^ ^); |
登山口 14:07 車に辿り着いても安心できないワタシ。そそくさと荷物を車に放り込み、それでもきちんとクマ鈴片手にトイレに行って・・(笑)。 結局この日、雄阿寒で出会ったのは2名だけでした。 |
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北海道の人はすごい。 私など、あれだけ看板で”ヒグマ”をアピールされると、浮足立つことしきり・・。 でもね、道東は素晴らしい。 きっとまた訪れることになりますワ。 |