2006年10月29日 | ||
久しぶりに往復とも高速を使いませんでした。 |
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今回は、高速代をけちりました。下道でどのくらいかかるのか、確認する為もあります。20年ほど前は、4時間かかっていました。しかしながら、行きも帰りも3時間かかりません。高速道路を通っても2時間かかるのに。決してブイブイ走ったわけではありません。1時間の短縮に¥3、600-は高すぎます。おまけに、高速道路を走らないエコ運転の結果、14km/L近い燃費が出ます。さらに、明知峠の大雲海・・!高速道路のくせに、いつも帰りが久世で大渋滞するこの時期の米子道なんて、もう遠分使う気しません(笑)。 |
大山寺駐車場 7:10~7:45 錦繍の真っ盛りの大神山参道を辿ります。8時前ですが、人の姿はまばらです。さすがにこの時期になると、上着1枚では肌寒さを感じます。雪が降っても良いように、ダウンのインナーを持参していますので、大丈夫です。 |
今回は、2ヶ月前に辿った下宝珠への道を分け、元谷・弥山経由で剣ヶ峰へ向かいます。見事なブナの黄葉が、時折射し込む陽光に、黄金色に煌きます。 |
黄葉の隙間から、北壁を覗きます。ここ元谷コースは、傾斜が急です。今まで下りには何度も使いましたが、登るのは避けていました。”夏の山に登って何が苦行か!”ではありませんが、少し苦しい目をしてみようと、あえて挑戦です。 さすがに急登で、汗が吹き出ます。息が切れます。こんなはずでは・・・・。 |
夏道と合流した途端に、その人の多さに驚愕です。登る人も下る人も途切れなく延々と続いています。ツアーが降りてきました。延々と待ち時間です。”あら~、ごめんなさいね”。リーダーに一言言いたい!いつから大山は下り優先になったのか?せめて、10人ほどの少パーティーに分けるなりの配慮はしていただきたいものだ。某テレビ番組で第3位の人気を頂戴してから、ますます混雑がひどくなったとの事。でも、考えてみました。あっそおか!夏道通らなければ良いんだ!な~んだ、簡単ジャン!でも、その大勢の人の中には、人懐こいお姉さんや、高校生と思しきすがすがしいお兄さんも登っていました。中高年より、よほどしつけが出来ているぞ、全く!・・・と、自分もすっかり中高年である事を忘れてぶつぶつ文句垂れています。 |
弥山の混雑を避け、稜線に避難です。通行禁止ですので、念のため。 |
難所、らくだの背です。落ちれば助からないでしょうね。道が細いだけでなく、岩がとてももろく、細心の慎重さが必要です。 |
すっかり冬の準備が整った風ですね。稜線上では、ハイタカ程度の小型のタカや、北方からのアトリらしき群れを確認できました。天気はまずまずで、パーカーを羽織れば寒くありません。 |
剣ヶ峰 10:23~10:48 来し方弥山を振り返ります。 剣ヶ峰でお祈りした後、おにぎり二つでお昼とします。 |
象ヶ鼻あたりまで下ってきました。天狗からの下りも、嫌なガレ方をしています。 |
今回は、最近通っていない砂滑りを走り降りました。高速下山が可能です。たっのしいな~!! |
砂すべりの上部で万年雪が顔を見せていました。大山に万年雪があるなんて知りませんでした。Y先生(日本山岳会)曰く、”これも地球温暖化の影響だ。本来なら出るはずの無い層が顔を出している。去年は一の沢でも万年雪が見つかった。” |
北壁の秋です。思わずため息をついて出た言葉が、 ”大山って、こんなに美しかったっけ?”でした。 このあと、Y先生との楽しいブナ畑の草抜きの後、 すばらしいお風呂とおいしい茸汁をご馳走になりました。 この週末も、大山の予定です。 今年は暖かく雪が遅いようですが、そろそろ僕のシーズンも終わりでしょうか・・。 大山寺駐車場 12:38 |