大山
2007年3月28日

なんとか3月も登る事ができました。晴れて良かった・・・。 

南光河原駐車場 7:45

 子供のMRI受診が入り、予定していた29(木)を急遽取りやめ28(水)に変更しました。この2日間は代休消化日です。体調も芳しくなく、一日休息してから登ろうと思っていたのですが、この変更が幸い、29(木)は朝方時折小雨交じりの曇天となりました。結果オーライ、今年の僕は晴れ男です。3月に入って、寒の戻りがあったとは言うものの、大山寺はすっかり春の陽気が支配しています。環状道路脇の雪も御覧のとおり。 




  登山道を覆う雪もすっかり少なくなりました。雪の嵩が減ずるにつれ、雪に隠れていた樹木の枝が現れます。上り下りに邪魔なのか、至る所で枝が無残に折られています。目を覆いたくなるような光景にしばしば出会います。 


  稜線がきれいに見えています。天気も良く暖かく、鳥たちの声もこころなしか弾んでいるように聞こえます。が、体調の悪い僕は、ぜいぜい、はあはあ・・・・。しばらく苦しい登りが続きます。


  9合目付近のダイセンキャラボクです。ハイマツのように見えます。プラトーの木道はすっかり姿を現しています。雪の下が空洞になっており、下山時には何度も踏み抜き転倒・・。ケガナクテヨカッタ。 




  8合目までの急登の後だけに、緩やかな傾斜に見えるこの木道の登りが、結構きついのです。直ぐそこに見えている頂上避難小屋までなかなかたどり着けません。 
弥山 10:02~10:55

  そして今月の剣ヶ峰です。先月と様相は一変し、もはや黒い地肌の方が勝っています。縦走路にはトレースもついていますが、雪の有るリッジは僕にはムリと考え、今月も弥山からご挨拶です。 


  小田原からお越しのO夫妻です。四国を周って大山へいらっしゃったとか。楽しい話と暖かい天気で、今回もとても満足の松です。が、ナント今日は頂上で携帯電波が届きます。”松○さん、レジのロールペーパーが無いんだけど””PCが一台印刷が出来ないんだけど”等々、今日も頑張る松です。・・・・ハア・・・・・。




  ”時にはご自分の写真も良いのじゃないかしら?”とのO婦人のお言葉で、”じゃよろしくお願いします。”と、O主人に撮影していただきました。ああ、陽光にきらめく凛凛しい×××・・(笑)。 


  北壁からは、頻繁にガランガランと落石の音が響いてきます。不気味なヒビもあちらこちらに。怖いですね・・・・。 


   ”ブナって、体温があるのかな?木の周りから雪が融けていく”違いますね。以前テレビでやっていました。木肌を伝い落ちた雨水が雪を融かすのだと。でも、やはり”体温があるのでは?”と思いたい気分です。吉岡先生に大分感化されてきたようです。(笑)
南光河原駐車場 12:39

  5合目より行者谷コースをとり、元谷へ下りてきました。見事なスカイラインがまぶしく輝きます。日頃のストレスが一度に吹き飛びます。ストレスを置き去りにされる大山にとっては迷惑な話かもしれませんが、この懐の広さ!きっと笑って許してくれるでしょう。 




  下山後に吉岡先生と楽しい草取りです。総会の準備で忙しい中、しばらくお付き合いくださりました。ありがとうございました。
しかしながら、かなりのブナの子がウサギの被害に遭っていました。何か良い対策はないでしょうか?