2007年4月28日 | ||
京都の岩崎夫婦との楽しい登山。前回金髪の岩崎さんは、今回は山下清バージョンでした。 |
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大山寺駐車場 5:45~6:25 眠れないんです、前夜。一人で行くときには、ドタキャンも問題ないのですが、同行者がいるとなると話は別。それも、あの岩さんですから、ずぇったいに隙は見せられません。風邪気味の時の僕の特効薬のベンザを服用して、予定より1時間早い出発。それも疲れを軽減するため、高速を利用。結局予定より、1時間30分早いタイムで大山寺に到着。これが岩さん大誤算。京都より、下道を夜通し運転でいらした彼は、一睡もせずに登山開始です。直前に食した○ー損の超まずい弁当と栄養ドリンクで、青い顔をしながらの登山となりました。 |
今回は、下宝珠よりユートピア→剣ヶ峰の予定です。奥宮を散策する頃は、まだ皆元気。スミレとカタバミの群生の中、楽しい会話がはずみます。 |
下宝珠への登りにて、岩さん、”ちょっと(カアチャンと)ゆっくり行くから、お前先に行け”との御許しが出ました。いつもは岩さんについて行けず、ひたすら後を辿るパターンですが、今回は逆。まあ一生のうちにこんな事はそう無いなという事で、構わず進みます。 上から落ちてきた砂が雪渓を覆っています。頻繁にガランガランと落石が響きます。いつもの光景ですが、やはり少し不安を感じます。 |
上宝珠下のガレ場です。”ロープに頼るな”と書いた看板とともに、幾本ものロープが垂れ下がります。僕は基本的にはロープに触れません。足にひっかけそうで、むしろ邪魔です。”頼っていけないロープなら、張るなよな”と、いつものセルフィーな松がいます。 |
ユートピアの小屋で岩さん夫婦を待とうかとも思ったのですが、せっかくの水入らず・・。かまわず先を進みます。谷あいの雪渓には、マシコとおぼしき小鳥の群れが・・。早く北国へ帰らないと・・・・と語りかけていると、頭上にアマツバメの風を切るビュンビュンという羽音が。こちらには”いらっしゃい”。 |
剣ヶ峰 9:28~9:45 今年最初の剣ヶ峰です。時折雲が切れ、視界がはれるもののガスの多い頂上です。風裏に入れば、気温はそんなに低くなく、岩さん夫婦の事をちょっぴり気に掛けながら、コンビニおにぎりで昼食タイムです。 誰もいません。 |
”きっとユートピア小屋でくつろいでいるだろうな・・・・”の予想の通り、小屋の中は和やかなムード。せっかくいらっしゃたのだからと、稜線をバックに岩さん夫婦の記念撮影です。しばらく談笑した後、晴れ渡った空を楽しみながら下山開始です。 |
この時期は少しやばいかな・・・と思いつつも、宝珠尾根を下ることを忌避して、やっぱり砂すべりです。向かって右側の谷筋から頻繁に落石があります。岩婦人、このような道は初めてか、恐々恐々・・・・。岩さんが、”ア~でもない””コ~でもない”と、つきっきりで指導です。 |
元谷まで下ってきました。この岩壁のブルーグレイの岩肌がとても美しかったのですが、小さな写真では判別できませんね・・・。 ここ元谷まで下っても、マシコがいました。 |
今年も美しく咲いていました、”カタバミ”。去年ブログで尋ねたところ、多くの方に教えていただきました。確かに葉の形など、庭に咲いているピンクのカタバミと同じですね。 |
こちらは黄色種のスミレです。ダイセンキスミレかな?奥宮の階段にも株がありましたが、こちらは靴でふみにじられて、見るも無残・・・。 寺宮には参っても、足元の草花には気が付かないんですね・・・・。 |
樹林越しに大山の稜線が輝きます。 このあと、”森真一に歌を提供している作詞家”の情報を、岩さんから聞きました。僕の心にヒットしたのは、レインボーマンのサナギマン・・・。サッ・・・・、サナギマン?あの、チヌ釣りのえさになるサナギ?身体を割ってみたら中に何も無いサナギ?彼がどうやって闘うの・・・・?闘っているところを想像してみたら、結構ウケてしまいました・・。僕の想像を越えたところに広がる世界。芸術家とは、凡人とは発想の次元が違います。 |
大山寺駐車場 13:15 ピーカンに晴れた、ゴールデンウィーク初日の大山です。この時期もう少し暖かいかと思いましたが、風は結構冷たかったです。防寒の用意が必要です。このあと、岩さんBMに少しお邪魔し、BMの薀蓄を伺いました。車に興味のない僕は、デザイン以外はさっぱりピーマン・・。 吉岡先生のブナの子苗床で夕方まで草抜きして、楽しい僕の休日は終わりました。(草抜き中にも御客様からの電話がひっきりなしに・・・・。辛いなあ・・・・。) |