2008年5月3日 | ||
初めての団体引率。腕白盛りの中学生4名含。 どうなることかとハラハラドキドキ。 でも、みんなとても素直で良い子揃い。 口やかまい隊長など無用でした(笑) |
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駐車場 9:15 職場関連の仲間でかねてより暖めていた大山登山。今回は松が隊長役。そこへN前隊長より、”中学生が4名入りま~す!” ”きゃぁ!どうしよう、どうしよう・・・?”と、子供恐怖症の松は途端におどおど・・。 かくして、5月の晴天の下、総勢10名の登山が開始となりました。 |
いつもこの時期は混み合う大山。それもそのはず、眩い陽射しに新緑!おまけに桜も見事なピンク。、1年で一番美しい季節です。 子供達は超順調。”延命長寿の水じゃ~!!”と、喜んでゴクゴク。”水あたりしなければ良いが”と、心配性の松でした。 |
足元にも目を向けましょうね。この時期にしか見られないダイセンキスミレがけなげに咲いています。 |
元谷 10:05 人形使いのIさん、昨夜遅くまで内職をしていたらしく、オーバーペース気味。ゆっくり新緑を楽しみながら、元谷でしばし休憩です。他のメンバーは、山・スキー等つわものぞろい。全く足に心配ありません。 |
”あれがホオ、これがオオカメノキ・・・””さすが隊長、良く知っとるぅ!” ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ぜ~んぶ去年吉岡先生に教えていただいた知識です、はい。(笑) キビタキの雄を大山寺で見かけ、オオルリやコガラの声を楽しみながら、行者谷を登り、ワイワイガヤガヤ楽しい登山は続きます。 |
6合目 11:20 6合目上部は、例年この時期でも残雪がありますが、今年はやや多かった模様。1週間前の情報では、登山道の半分ほどが雪の下と聞いていたのですが、ここ最近の30度前後の気温に大分融けてしまったのかな・・? |
弥山 12:50~14:15 そして、皆無事に弥山登頂。頂上は、残雪も豊富で、さっそく中学諸君は雪遊び。さすがにビニールでシリセードしだした時には、雪渓の末端を確認に行きました。心配性の松です。その雪渓は南壁へまっさかさま・・。お~怖! ビンズイが巣作りをしていた模様です。誰も気がついていないだろ~な・・・。 |
”うわ~~!!頼むからここから先ではシリセードしないで~”と、雪渓の傾斜が急になる点に立ちながら、誰にも聞こえないように心の中で叫んでいた心配性の松でした。 子供達は、そんなのどこ吹く風・・(笑)。 |
”あの山はなんという山ですか?””親孝行の孝に、霊感商法の霊と書いて孝霊山” ”うわ~、さすがですね、隊長””・・・・・・・・” ”吉岡先生、勘弁してください。これも先生に教えていただきました(笑)” |
みんなで和気あいあいと昼食を楽しみます。雲ひとつ無い青空の下、みんな日焼けしました。 |
下山も行者谷コース。往復このコースを取るのは松も初めてです。何もわざわざ急なコースを取らなくても・・・。本当は、アカゲラやアオゲラを中学生に見せてやりたかったのだけれど、”ヤッホー””ヤッホー”の大合唱(笑)。楽しんでくれたら、それが一番。アカゲラは次回にします(^ ^) |
駐車場 16:40 道中、松が思わず”うわっ!”と声を上げ、中学生が”どうしたんですか?”と。”今のチョウチョ見た?””はい、ちょっと。””今のはギフチョウ、ギフチョウ!””それ何ですか?””この時期にしか見られないチョウで、天然記念物!””ええ~?” 後で調べましたら、ギフチョウは国指定の天然記念物ではなく、自治体指定の天然記念物となる事がある存在のようで、大山町や伯耆町あるいは鳥取県の天然記念物であるかどうかは調査不足により不明です。どうりで、毎年青いシートを広げてギフチョウを採集している愛好家が多いと思った・・・。 |