1992年8月1日~6日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
きついとは聞いていましたが、便ケ島からの登りはしびれました。 登っている人も数人、下りにはひとりも会わず、ただひたすら続く暑い急登です。 ヒルに血を吸われて、首が血だらけのおじさんも登っていました。 百間洞の小屋が閉じていた時期でしたので、テント・食料持参です。ふえ~~! よって、初日の登りは写真なしです。
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8月3日 聖本峰です。さすが南アルプスです、大きいですね。天気は薄曇。 |
聖頂上です。薄日は射していますが、寒い!赤石が目の前にそびえています。これから行く百間洞も・・。キクイタダキやホシガラスを見かけました。 |
百間洞の小屋が見えています。今年9月から営業再開との事です。もう少し、待てばよかった・・・。 |
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うんざりする登りを終えた兎岳頂上です。さすがに、この縦走路は、XX山岳部とか、○○高山岳部パーティが幅を効かせています。ガスが濃くなってきました。 |
ミヤマオダマキです。こんな写真を撮る余裕があったとは・・・。 |
小兎です。もうバテバテです。おまけに台風が明日夜直撃するとか・・。横腹が痛くて、もう登れません。大沢岳の下りにて、キジ場がありました。足の踏み場も無いほどでしたので、木によじ登って鳥になりました。明らかにオーバーワークです。 |
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8月4日 台風が直撃するとの事で、テントでは心細く、荒川小屋まで足を延ばすことにしました。 赤石の登りです。昨日ほど体調は悪くありません。 |
赤石頂上から南方を眺めています。強風で極端に寒く、ガスがかかりだしたので写真を撮って直ぐに下りました。北アルプスは快晴のようで、槍穂の雪渓が輝いて見えます。 |
富士山遠望です。風雲急を告げる雲行きです。 |
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今度は北方稜線です。荒川三山が見えています。 |
寒そうですね。はい、寒いんです。 |
荒川小屋です。これから赤石へ登る人が多いのにびっくり。天気は、これから台風が本格的になるとの事。大丈夫?でも、夕方には薄日が射してきた。なんと、台風が南アルプス直前で消えたとの事。きれいな虹も出ています。 |
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8月5日 今日もガスです。荒川への登りのお花畑は見事でした。台風は消え、午後から天気が回復するとの事です。 |
雨の中岳避難小屋です。いただいた熱いお茶は有難かった・・・。 |
小雨の悪沢岳(東岳)です。中岳からボチボチ歩いていたら、いつの間にか着いた感じです。 |
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千枚岳の下りでは、対向者に一名会ったのみ。瓶ケ森に似た、湿気の多い山だ。今日は雨の後なので特別かもしれないが、足元が滑らないように注意が必要です。 |
8月6日 転付峠からの眺めです。最終日に晴れました。今回辿った稜線が見事なスカイラインを見せています。転付峠までの登りは、とてもしっかりしていて、歩きやすいです。鳥の声と風の音のみ、とても静かです。 |
これから日向の下りです。とても暑そうで、閉口します。 |
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東方の眺めです。富士山が見事です。 |
このコースには、コバルトブルーの滝壺がいたるところにあります。道も急でなく、よく整備されていて、歩きやすいです。途中一度川床まで下りるところがありました。増水していたら、確実に渡れません。山頂での快晴も良いが、沢筋の快晴もまた良いものです。 |
最後の林道歩き(80分)はきつかったです。スミナガシやウラギンシジミにまとわりつかれました。田代入口の側溝脇の清水で身体を洗いました。ここは天国のようなところです。 |