甲斐駒ケ岳黒戸尾根
1989年1月3日~5日

行程
1/3 駒ケ岳神社 黒戸五合目小屋
11:30 17:00
1/4 五合目小屋 甲斐駒頂上 仙水小屋
9:05 12:35 15:00
1/5 仙水小屋 大平小屋 戸台
4:55 5:55 10:35

1月3日

  正月の黒戸です。天気は良いが風があります。景色は最高ですが、フィルムがきちんと入っておらず、尾根下部の写真がありません。食料をどっさり買い込んでの岩氏との登山です。荷が重い。(笑


  八ヶ岳がくっきり見えています。5合小屋に到着した時間が遅く、真っ暗でした。小屋内にテントを張りました。
  よく見ると人影が・・・・。ごめんなさい。夜中にポップコーンを作ったりして・・・。m(_ _);m


1月4日

  今日も快晴です。七合目付近から上を仰いでいます。鳥居をくぐる頃は風がきつく、酸素が欲しい状態です。口の前から空気が逃げていきます。岩氏はさっさと登っていきます。


  甲斐駒頂上の岩氏の雄姿です。考えてみれば、2400mの登りでした。でも、足元の切れた場所にかかった凍ったはしごや鎖の連続でしたので、疲れよりも恐怖のほうが先に立ち、そんなに疲れませんでした。今年は異常に雪が少ないとのことです。ラッキーです。




  北岳方面の眺めです。


  お次は仙丈です。遠く、中央アルプスが見えています。


  駒津峰付近から甲斐駒を仰ぎ見ます。空の青に吸い込まれそうです。


  彼方に北アルプスが見えています。ちょっと、判別できないですね・・・・・。
仙水小屋

  ”今年は雪が少ないから登れたんだ。例年も同じだと思ったら大変な事になるぞ”と、懇々と諭されました。同宿のおじさんは、”あんたはエセだ!”と非難されていました。岩氏は、閉口気味です。”今日で正月の客も概ね捌けたのだろうね。だから開放的な気分になったのかな?”
僕はにぶいので、”そんなものですか・・・・と。”
人気の山小屋との事で、行くときが悪かったかな?


1月5日

  仙水小屋そばです。
暗いうちに小屋を後にし、やっと明るくなってきました。


戸台への道

  I 氏の好きな大平小屋でゆっくりしたあと下山開始です。


  戸台が近くになりました。そろそろ今回の旅もフィナーレです。