2019年11月17日 | |||||
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300名山踏破済みの鬼軍曹から、 「こらっ!近頃たるんどるぞ。」と、毎度のお叱りのメールが。 歯の治療もクリスマス前まで一時お預けだし、お腹の出具合も気になるし、疲れるの嫌だし・・・・。 で、高松隊隊長の河地君にどこが良いか聞いてみると、 「そら、黒笠山やろ~・・・。」 ???? かくして、ビビり松が久しぶりの本領発揮となった山歩きが始まりました。(涙) |
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いざ、出発 7:02 事の始まりはガイドブック。コースタイム5時間5分に釣られ、小島峠往復コースを選択し、峠で前夜車中泊。近くの民家?から流れてくる演歌を子守唄に、満天の星を楽しみました。 |
登り口? 7:14 等高線から、ココが登り口と見当をつけて突入。私有地であったならごめんなさい。 |
杉の植林やその林道を辿っていると、しばらくして行き止まり。どうせ稜線沿いの道だからと、そこから山の斜面に取り付き、落ち葉を踏みしめながら稜線を目指すと、ピンクテープが。旧小島峠が見極められず、稜線をひたすら辿りました。 |
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7:53 路は落ち葉に覆われてはっきりしないが、鹿のおかげで下草が無いので稜線上は何処でも歩ける感じ。 |
途中の開きから北方を覗いてみると、これから向かう黒笠山の頂が見えています。ここからあそこまで1時間半で行けるのかと、不安な心がむくむく。 |
8:45 切れ落ちた個所や、落ち葉で見分けがつかない箇所は、鹿道を頼りに進みます。あれに見えるは1530m峰?コースタイムが何だかおかしいのに気が付いた頃。あくまで私メの足を基準にしたら…のハ・ナ・シ。 |
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8:49 こんなに歩いたのに、まだ半分も来てないの~???? |
1600m峰への登り 10:17: ガイドブックでは、「木の枝をつかみながら登る斜面、初心者が下りに使用する場合はロープがあると便利」な急坂。あんな坂、私は下れません。これで復路もこのコースは消えました。路も不明瞭で、ほとんど鹿道をトレースしました。あいつら4本脚でも登れるんだから・・・、と自分を励ましながら。 |
11:02 おかしいフラフラする。足が進まない、動悸がする、吐き気もする。登れない。じゃ、ピラフ食べよう。あれ、このピラフ、水5分でできるじゃない! 5ふん経って食べました。まだガジガジであったけれど、そこはそれ、胃に入れば同じだから・・。 |
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もうちょっと、もうちょっと。アレ?足が出る。ピラフの力か? |
黒笠山頂上 11:46 やっとこさの山頂。いつも以上に愛おしい山名版に思わずスリスリ。 ・・?でも、登りに4時間44分かかっている。コースタイムは2時間25分・・・・。 ・・どうしよう・・・。 |
矢筈山方面 頂上からの眺めはすんばらしく、 |
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天狗塚・牛の背方面 |
剣・三嶺方面 |
阿讃山脈方面 |
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頂上直下の鎖 12:01 今日のコースタイムは私メ用ではないようなので、いつまでものんびりしていられない。下りに取り掛かると、路が無い。よくよく眺めると、おっそろしい切れ落ちに鎖が・・・。 |
矢筈山分岐 12:07 まっ、路がありますから何とかなります。 |
黒笠神社への下り 12:23 と思ったのものつかの間、路は落ち葉でおしゃれにコーティング。ピンクテープ頼りの下りが続きます。 |
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黒笠神社 12:26 コースタイムが変。1時間のコースタイムを何故30分弱で下れるの?このガイドブックのコースタイムで?? |
憤りや懐疑心は、森の木々が消してくれます。路は悪いけど、この空間はサイコーです。 |
鳥居 13:48 右足親指の爪が痛い。きっと今回も死にますね、この爪。この部分はコースタイムピッタリ。もう、気にせず歩きましょう。暗くなる前には車に辿り着けそうなので・・・。 |
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白井 14:04 私の故郷の雰囲気そのまま。とても懐かしい雰囲気を醸し出しています。 |
小島峠 16:19 そして、白井から小島峠への車道の登り返し。標高差550m、6.3km、コースタイム1時間50分。楽しいウォーキングをこなした先には、今朝無事登山を祈念したお地蔵さんが静かに佇んでいました。 |
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私メはいつも旺文社の地図でコースタイムを見積もっておりますが、今回は分県登山ガイドを参考にしました。 帰宅後に旺文社の地図を開くと、小島峠→黒笠山へのコースタイムは登り5時間、下り4時間。 やっぱり私メの足は旺文社モードのようです。 「もうこのガイドブックのコースタイムは参考にしない方が良い」と、本棚へしまおうとして愕然! なんと、そこには同じ本が・・・。 そういえば、数年前にこの書籍を購入し、旺文社の地図とコースタイムを比較し、 その両者の違いが大きい事から「このコースは不明点が多いので避けよう」と考えた記憶が、 霧の彼方から蘇ってきました。 いろんな意味で、歳には勝てないなと考えた山行となりました。 |