沓掛山
2021年10月2日

今春、笹ヶ峰に訪れた際に登ろうか迷った挙句に次回に持ち越した沓掛山への道を辿るべく、
嫁さんと出掛けました。

途中、林道工事中のため、登山口手前からの林道歩きが追加となりましたが、
今夏の幌尻岳で、35℃の炎天下を往復10時間歩いた身には、そんなの屁でもありません(^ ^)。

紅葉は1700m近辺まで下りてきているようです。

駐車地点 9:14

自宅を7:07分に出て伊予西条で高速を下り、途中のローソンンでおにぎりを購入してこの時間にとうちゃこ。



途中の工事現場を迂回する道を造ってくれていました。

登山口 9:53

登山口で少しおめかしして、いざ出発。


この道は、古くからの笹ヶ峰登山道で、一部崩壊箇所はあるものの、良く踏み固められた素晴らしいコースです。

宿 10:46

ほぼコースタイム通りで歩いています。ここ”宿”は、杉の大木に囲まれた平坦地で、おそらく過去には本当に”宿”があったのでしょうね。小休止の後、沓掛山へのコースを辿ります。


分岐 11:14

丸山荘への分岐点。前回は丸山荘からここに下り、沓掛山に登ろうか迷った末に下山しました。

 


分岐よりしばらくは緩傾斜が続きます。鹿の糞があちらこちらに。道理で笹の背丈が低いはずです。

 


ここから一気に高度を稼ぎます。直射日光満載の暑い中、笹原の中を縫うとても急な傾斜にうんざり~・・。

 


東の方角には、赤石山系がくっきりと。




南方正面には、頂上付近に紅葉が来ているちち山と笹ヶ峰。
沓掛山頂上 12:04

しんどい時には写真を撮る余裕がありません。すんばらしい急傾斜の途中から振り返ると、これまたすんばらしい石槌山系の連山が一望できます。


左(東)から、

平家平方面~ちち山~笹ヶ峰~寒風山~伊予富士~西黒森~瓶ヶ森
その向こうに、筒上山~手箱山

石鎚山は、チョット西に移動した先にある岩の上に立つと、右端の木の右に見えます。



下山します 12:30

頂上はとても静か。主稜線から外れていることもあり、誰一人いません。涼しいそよ風の中、コンビニおにぎりで昼食を済ませ、眠たくなる瞼を激励して下山開始です。



下りは快調。途中の”宿”で小休止し、よく整備された道を粛々と高度を下げます。


下山しました 14:12

きつすぎず、ヒトにも遇わず、老眼には種類を定めることができない小鳥に励まされ、今回の散策も楽しい時間となりました。


珍しい事に、この林道では二ホンリスに出遇いました。今回の楽しい収穫のひとつです。
・・にしても、あの幌尻の灼熱の林道を思い出します。当面のトラウマになりそう。

駐車地点 14:48

車は合計6台。笹ヶ峰への主ルートは、今となっては寒風山トンネルを越えた南側にあるルート。さぞかしあちらは混雑している事でしょう。