扇ノ山
2023年5月26日

当初の予定では、翌27日に登る予定でしたが、28日がオババの親戚を訪ねて高槻へ。

という事で、もうお歳なのだから一日空けようとの嫁さんの意見を採用し、

振替休日を取得していた26日の朝に急遽計画を変更。

かくして、クマ鈴を忘れてクマ800頭生息地に向かう二人でした。


姫路登山口 12:03

  瀬戸中央道、山陽道、岡山道、中国道、53号線経由でちょうど3時間。この時間なら夜中に走れば吉野まで行けます。
  この地域は全山植林の山だらけで山が暗く、面白くないので訪れることはまずないのですが、渓流沿いや山頂付近に自然林が残る場所では、野鳥のコーラスが響き渡っています。




  蛾かと思ったら、ミソサザイでした。あの大きさがあんなに小さく見えるとは・・。私メの目も相当黄昏ているようです。
2合目道標 12:18

  ここから尾根までの急登が始まります。今日のコースはここ以外ほとんど登りが無いようですので、踏ん張りどころです。
5合目道標 12:41

  登りはじめが一番急傾斜。私メの右膝に一番ダメージが来る幅の狭い階段が続き、泣きそう。ただ、クマ鈴の代わりに嫁さんがスマホでガンガン鳴らしてくれているカーペンターズの素晴らしい歌声が勇気づけてくれます。




  5合目からは急な登りはほぼなくなり、両側が笹薮の小路が続きます。所々で大型の獣が動く音がします。足跡から判断するに、クマ、鹿、狸といったところですね。
扇ノ山 13:12

  頂上は、氷ノ山方面が良く見えるステキな広場になっていました。大山は晴れた日には8合目付近から見えたのでしょうが、今日は西の空には雲がかかっていましたので、南西にある那岐山を見て一服します。
出発 13:34

  頂上の小屋の中では、何やらゴソゴソ人の気配が。我々は外でコンビニ塩むすびにかぶりついて簡単に済ませます。最近は火を持たずに上がってくる事が多くなりました。



  下りは下りで難儀。ひざ痛が出ないように慎重に下ります。ミソサザイのせせらぎまで下りてくると、車道はもうすぐ。
下山 12:43

  こんな看板を掲げられると、まあ怖さも十分伝わるとは思いますが、クマが可愛そうな気もします。

帰りに寄った姫路公園。

親水公園との事で、渓流に沿ったなかなかステキなロケーションでした。
きっと休日には親子連れで賑わうのでしょう。

帰路は山陰道、鳥取道、中国道、播磨道、山陽道、瀬戸中央道で帰ってきました。
我が家から氷ノ山や扇ノ山へは、このルートが一番早いとナビは指します。