尾瀬
2024年8月14日~15日

猫耳の燧ヶ岳にお会いしたいなあ・・。

と考えていたら、あれよあれよという間に決まった尾瀬ハイキング。

10年弱ぶりの尾瀬は、奇跡的な天候で迎えてくれました。


山の駅沼山峠発 9:53

  台風15号と17号に挟まれた4日間を利用する形となった夏の尾瀬。日頃の素行が試されます。前日に銀山平湖山荘のすばらしい食事とお風呂を堪能した4名は、尾瀬御池ロッジを9時半発のバスに乗り、雨と暑さを気にしながら楽しい一歩を踏み出しました。




  天気は快晴。時折涼しい風が通る樹林帯の路を、木道に忠実に辿ります。今日は木道が乾いていてとても歩きやすく、ついついピッチが上がります。


  沼山峠を越え、そろそろ”The 尾瀬”の予感・・。


  窓から尾瀬が見える・・。




  草原に出るととても暑いのですが、雲やそよ風が足を運ぶ手伝いをしてくれます。木道の両脇には盛夏の花がそこここに・・。木道に休むトンボを踏まない様に、注意しながら歩きます。



  


  やっと燧ヶ岳が顔をのぞかせました。随分久しぶりだね。コチラから眺めるその姿は猫耳ではないけれど、やっぱり愛らしいワ。


  昔燧ヶ岳に登った時にお世話になった長蔵小屋の手前で右折し、尾瀬沼北岸を辿るルートに足を踏み入れます。その時に出迎えてくれたコウノトリはおらず、サギの軍団が闊歩していました。長英新道から先は初めて辿るルート。次から次へと撮影スポットが現れます。


見晴発 14:11

  会津駒ヶ岳から尾瀬に縦走した際にお世話になった、見晴にある尾瀬小屋は、とてもオシャレに賑わっていました。今回はもう少し足を延ばします。そちらに向かう前に、前回辿った見晴から至仏山へ向かう木道を写真に収めます。


東電小屋 14:43

  今日のお泊りは東電小屋。見晴から北に歩みを進めることしばし、東電分岐を左に折れ、只見川にかかる東電尾瀬橋を渡れば、やっととうちゃこ。ほぼ予定通り、5時間のハイキングとなりました。「今夜はがら空き」と言われましたが、窓の外、軒下ではイワツバメの同居人がせっせと子育てをしていました。ステキすぎます。


  



雨上がりの尾瀬

部屋の西向きの窓からの風景


小屋を発って10分程度 6:47

  夜中ずっと振り続いていた雨も朝には上がり、「お天気は11時までは保ちます」との小屋番さんの説明を頭に、11時に御池ロッジ着を予定。朝の燧ヶ岳を堪能します。





  このコースは以前逆走した時は木道が濡れていて超滑りやすかったのですが、昨夜の雨にもかかわらず今回は一度も滑りこけずに済みました。ズボンを汚してはいけない理由がありましたので。。(笑)


  なかなか草原に着かないなあ・・。こんなに長かったかなあ・・・。
横田代? 9:32

  結構歩いてきた感があり、暑さも相まって疲れを感じてきたので、ちょっと大休止。この辺りは池塘がきれいです。





  さあ、ココを過ぎると、草原の終わり。次回まで見納めです。


  ちょっと急な樹林帯の下りが続きます。右膝の内側痛が出ていますが、そこは我慢。だましだまし、時にはモミモミしながら快調に下ります。
  
尾瀬御池ロッジ駐車場着 10:27

  ほぼコースタイム通り、4時間のハイキングとなりました。小屋番さんの天気予報も的中し、10時半の駐車場のあちーこと。当日にめでたく還暦を迎えたメンバーを加え、日頃の行いがすこぶる良い60代4人組は、東日本が台風に翻弄される天気の中、雨にも遇わずのハツラツハイクとなりました。

 こんなまったりゆっくりハイキングも良いなと、味を占めた感のある私メがいました・・・。