丹沢
2008年1月28日~29日 

僕は雪が大の苦手。
こんな僕でもこの時期に登れる山は???と言う事で、丹沢を選択。

雪の富士も美しく、百名山派でないショウタンも大変喜んでくれました。

シマヤン隊長の下、山歩隊+@の楽しい登山となりました。

ショウタンのページにリンク
 

戸沢山荘 7:08

  この時期は、雪があります。僕は、訳あって”スベル”ものが嫌いです(^ ^);
そこでと言っては何ですが、絶対に滑らないオジサマに援軍を御願いしたところ、”早よ行こらよ”との快いお返事。
かくして、和歌山のオジサマ二人に新大阪で拾っていただき、東海道をひたすら東へ。着いた所は大倉の滝沢園。ショウタンに負けじ劣らじの、おしゃべり好きの陽気な女将さんの手作り料理で、明日への準備を整えます。
翌日、氷点下の気温の中、戸沢山荘から登山開始となりました。 


  天神尾根を大倉尾根に向け、ひたすら登ります。所々の圧雪が凍っており、よく滑ります。シマヤン、なにやらごそごそ、ごそごそ・・・。    急な樹林帯の登りを終え、大倉尾根に到着です。大倉方面からは、ちらりほらりと登山者が登って来ます。
塔ノ岳 10:25

  花立山荘を過ぎた頃から、すばらしい展望が開けます。疑わしい目をして、”松がいるから・・・・。景色は望めないよな・・・。”などとひそひそ話をしていたオジサマ二人に、”へへ~ん!!”とばかりに意気揚々の松でした。



  蛭ヶ岳まで、富士が目を楽しませてくれます。少し歩いては撮影タイム、少し歩いては撮影タイムで、なかなか前に進みません。


  天気は薄曇。風はさすがにきついのですが、氷点下6℃はそんなに寒く感じません(目出帽被っていますので・・)。雪はとてもきれいで、誰かのツボ足の跡など、ブルーに輝いています。 
 
蛭ヶ岳 14:41

  蛭ヶ岳頂上の池面・・・、いや、イケメンです。三角点に興味のあるショウタンは、この後、あっちの雪を掘り返し、こっちの雪を掘り返し・・・。シマヤンと僕は、蛭ヶ岳山荘の中に避難し、暖かいコーヒーを楽しみました。山岳救助犬も可愛かった・・。
丹沢山 16:46

  今夜のお泊りは丹沢山みやま山荘です。残光の中、蛭ヶ岳からボチボチと帰ります。陽が傾くと、寒さを感じます。みやま山荘のご主人は、本格的なクライマー。ショウタン・シマヤンは話が弾みます。酒の飲めない僕は独り寂しく2階で、暖かい布団にくるまっていました。


 
1月29日  
出発 7:39 

  南岸を低気圧が通過します。すなわち、丹沢は雪となります。昨日より5cmほど積もっているようです。やっぱり僕は××男です。でも誰もそれを口にしません。良かった~!!


  昨日辿った尾根を忠実に引き返しますが、所々トレースが新雪で埋もれています。こんなことはへっちゃらなオジサマたち、野獣の勘で昨日のトレースを探り当て、どんどん驀進します。僕はちゃっかりついていきます(笑)。




  吹き溜まりは、こんなところも・・・・。ラッセルは体力自慢のショウタンが買って出ます。
新大日 10:20

  下山は少し色を付けようと、表尾根へ向かいます。途端にトレースが細くなり、歩かれていない事が一目瞭然です。雪も少なくなり、木の根や石にアイゼンがひっかかります。
戸沢山荘 12:04

  戸沢に車があります。よって、政次郎尾根を下ります。シマヤン、いつものとおり、下山時にターボがかかります。ショウタン、何度も滑りこける僕を気遣って、歩調をあわせてくれます。丹沢を名残惜しみながら、”次はこのオジサマ達とどこへ行こうかな??”などとうきうき考えながら下る松でした。




  僕のスケジュール変更の為 m(_ _)m、次回におあずけとなった天城山。下見にだけでも・・と、天城トンネルまで登ります。

  石廊崎の春風、松崎海岸の宿、修善寺の越冬ツバメ??

  本当に楽しかった・・・・・・・。