与那国島
2024年11月16日~18日

なかなか腰が重たい嫁さんを急かしてやっと実現した与那国島。

足があるうちに行かないと、行きたくても行けなくなってしまいます。

今夏は二つの台風の間の2日間での尾瀬となり、

今回は台風”うさぎ”が台湾折り返しで影響が確実視されており。

でもどちらも晴天に恵まれました。

ワタシ、日頃の行いが良いのです。

岡山空港

  神戸から出るLCCも検討したのですが、無料の駐車場と家まで車40分の魅力に負けました。JTAのジンベイザメで出発です。

那覇のモノレール

  このモノレールに乗りたくて、国際通りまでちょっと寄り道。昔先島行きの途中で寄った時には無かったよな~・・。
与那国空港

  小雨の与那国空港に到着です。風もほとんどなく、うさぎはいずこへ??。

 RACのプロペラ機です。もうプロペラ機にも慣れました。



日本最西端の岬

  岬から”晴れた日には年に数回111km離れた台湾が見える”との事です。水平線上に見える影は雲かと思っていたのですが・・・。



  


  明日はうさぎが怒るかもしれないので、今日のうちに証拠写真を撮影しておきます。


  綺麗な夕陽で有名な西崎ですが、宿のお食事が18:00。”暖かい夕食を食べていただきたいので、時間厳守でお願いします。”と言われており、後ろ髪をひかれる思いで後にした岬。あと15分あれば、きっと素晴らしい夕陽を堪能できたと思います(宿から歩いて15分なので)。因みにこの日の日没は18:01でした。(惜しい!)

 
 翌朝のお宿

  ダイバーに人気の民宿です。とてもアットホームで、皆さんとても元気。客層が我々のようなジジババではないようですが、嫁さん曰く”気兼ねなく過ごせて、良い宿だったわ”。超お勧めです。
日本最西端の岬

  今日はレンタカーを借りたので、島を1周します。如何にのんびり時間を費やすかが試されます。


靄ってますけどね、アレ、台湾です。


与那国馬ではない馬

  与那国は与那国馬で有名ですが、この馬達に聞くと、彼らは違うそうです。車より馬が優先なのですが、きちんと除けて一列で散歩してくれました。




  島の南岸です。台風の影響をまともに受ける海岸で波が高く、その浪裏の青が素晴らしくきれいでした。動画を撮って悦に入っています。
ドクターコトー

  比川集落のはずれにあり、近くに製塩所があります。ここで販売されている塩黒糖がおいしすぎ。ワタシ、黒糖は好きではないのですが、この塩黒糖は別物です。一度ご賞味あれ。


立神岩

  絶景ポイントの一つです。断崖絶壁のため、下から見ることができません。この岩の頂上付近のみに、ヨナグニカラスバトが営巣しているとか。それ、もう絶滅寸前やん・・・。

 人が生きていくために他の生物を絶やしていく・・。いつか人類も絶える側になるのかもしれないですね。




  立神岩展望台からの眺めです。ここも動画撮影ね。
軍艦岩

  絶景ポイントの一つです。でもまあ、立神岩を見た後ですから、インパクトに欠けるような・・。




  そろそろ雨が来そうな雰囲気です。
東崎

  小雨の中、与那国馬が平気な体で草を食んでいます。ワタシはあずまやへ避難です。風がきつく、そろそろうさぎが暴れ出したのかな・・。


東崎のあずまや

  雨除けのあずまやの一階は、与那国馬の風除けスポットです。キチンと階段の蔭に位置取りして風雨を避けています。


四畳半ビーチ

  空港前のオシャレなお店でタコライスを注文し、与那国島の数少ないビーチの一つ、四畳半ビーチで昼食としました。ゴミを避けて撮るのにテクニックがいります。
ティンダバナ

  のんびり優雅に時間を使わなければなりません。島内部の畑(の小径)をウロウロしたり、アヤミハビル館を見学したり。このアヤミハビル館は、与那国を訪れる目的の一つであったヨナグニサンを解説している施設ですが、やっぱり絶滅に瀕しているようで。小さな島で人間と従来の生き物が共存することは非常に難しいと改めて思い知る機会でした。


民宿前から西崎

  波がすごいので、何枚もパチリ。

 この風の中、燕が元気に飛んでいます。西南諸島は言わずと知れた渡り鳥のルート。1日に何百キロも飛ぶことができる彼らとて、エネルギー補給ができなければ海に消えるしかありません。彼らが地球上から消え去ることが無いよう、渡りの途中で彼らが食を確保できる環境は残してあげてほしいものです。

 因みに、パラオで冬越しする燕は、小笠原経由で北上するそうですが、一体何千km飛んでいるのだろう。休憩なしで。凄くない?感動しない?飛行機で飛ぶのとはワケが違います。


 
お帰りもプロペラ機

  鳥や蝶のように飛べないワタシは機械に頼ります。風がすごく、風速18メートル。ひそかに帰れない事を期待していましたが、民宿のお姉さん曰く、”朝の石垣からの一番機が下りれましたから。下りれたら離陸できます。”・・という事で、渋々。まあ、去年の千歳→釧路空港は、最大風速35メートルの予報の中、飛びましたものね・・・。




これで、(人が住む)最南端の波照間島、(現在行くことができる)最北端の宗谷岬、(同じく)最東端の納沙布岬、
最西端の与那国島訪問が終わりました。

また一つ人生における目標が終わりました。

・・・あとは西アフリカじゃ。