2020年9月22日 | |||||
風速18メートル、気温4℃の十勝岳、 満載の人出でクマもゲンナリの大雪山旭岳、 標高差1500メートルのクマがいないはずの羊蹄山 今年2回目の北海道はすっかり秋の装いでした。 |
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比羅夫登山口 6:05 21日は旭岳温泉から湯本温泉まで移動。余市ではアストロ何とかにふらりと寄ろうとしたのだけれど、駐車場のオジンに通せんぼされたので、ふんっ!いいも~んっ!とばかりに、即ニセコへGo。イワオヌプリの広場で時間を潰して宿へ。この宿の温泉が最高で、足が完全復活!ニセコって、温泉も良いのね。 |
クマの生息域ではない道 ということで、気分はずいぶんと楽。登山者は一昨日の旭岳とは比較にならないくらい少なく、それはそれで良いのだけれど、ここはトレランのコースみたい。なんだかな~・・・・。 |
2合目 6:54 1合目までは緩やかな登りとの説明の通り、1合目を越えるや否や、突然に始まる急登。風が無く、ジメっとする感じがいささか不快。 |
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急登の連続だけれど、登りやすい道。エゾリスやアカゲラの歓迎を受け、後発者にどんどん抜かれながらとぼとぼ歩を進めます。 |
7合目 8:57 3合目から4合目は間違えているんじゃないかと思うほど短いのに、その他は”ま~だ~?”状態の長さ。やはり標高差1550mはしんどい。 |
あそこまで行けば・・ でもきっと、”前なんとか”とか、”ニセなんとか”があの向こうにあるんだろ~な・・。 |
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期待を裏切らない山っ!頂上はまだ遥か彼方・・。 |
火口壁に出ると、アップダウンはない。けれど、両側の急な斜面は怖い。特に外側は向こうが見えない角度で、落ちたらどこまで行くやら・・。 |
羊蹄山頂上 10:23 次々と雲が湧く頂上。でも倶知安やら蘭越やら良く見えます。登頂の喜びより、辿ってきた長いあの道を帰る現実にちょっと沈滞ムード。そこへひょっこり旗振りネズミ・・失礼、シマリスが愛くるしい旗振りダンスで気持ちを和らげてくれます。 |
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火口はこんな感じ。下でキャンプでもできそうですが、帰る際はどこを向いても登り(笑)。 |
時々薄日が差しますが、気温も結構高く、じめじめしてやな感じ・・。ここらあたりはまだ樹木が低いからよいけれど・・。 |
残り少ない秋の花に、みんなで集ってやれ・・・・・。 |
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こうなると、夏山と大して変わりません。暑いし、トレランナーが我が物顔に走り回っているし、ああ、ここはトレランコースか・・。 |
1合目を過ぎてからは、傾斜が緩い分だけ歩く距離は長いの。でもまあ、木漏れ日の樹林帯は気持ちの良いものです。 |
下山 13:58 金髪で普段着タウンシューズ、手ぶらのお兄様が、登山届投函箱に、”ここに書いて登るんだ”と、記名されておられました。嘘じゃろ~っ?もう2時やで???まっ、他人事・・・。とばかりに、キャンプ場になっている下山口の水道で、トレランナーが泥田にした登山道で汚れた靴を、置いてあったブラシでごしごし美しくする松でした。 |
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今年は3回北海道の予定が、狂いに狂って・・。 でも2回は達成。 さすがに4日で三座はきつい。 7月もそうだったけど、もうお歳ですワ。 身体をいたわりながら、お茶をすすりながら、ぼちぼちやりませう。 |