初日へ
裏銀方面の眺めです。
この後、暫くして、槍への登りが始まります。
北鎌平だと思います。S君とツーショットです。
このあと、本峰への登りはすばらしい高度感に酔いしれ・・・などと書ければ格好よいのですが、ガスがまとわりついてほとんど視界無し状態です。おかげで、ビビリの僕でも登る事が出来ました。でも、やはり余裕が無かったのでしょう。写真が一枚もありません。槍を下りる頃から小雨になり、南岳のテント場で宿泊です。
足取りが重くなる僕を気遣ってくれていたのでしょう、Kさん、
”もうこれ以上歩け言わんけんのう・・。”
第三日目
第四日目
大キレット手前の稜線上に咲いていたトウヤクリンドウです。
北穂が真近に見えます。
これから大キレットです。でも、それ程恐怖感はありません。岩が比較的しっかりしているため、体勢の確保が容易です。
数年後に登った笠ケ岳です。宮崎アルペンクラブのMさん、お元気ですか?
北穂山頂はガスです。大キレットの通過よりも、最後の北穂への登りがしんどかったです。
北穂高小屋前より、槍ケ岳を遠望です。この構図が大変気に入り、後日油絵を描きました。今も僕の部屋のどこかにあると思います。多才なんです、僕は、ええ。人は認めませんけれどもね。(笑
この日は涸沢泊です。翌日は、上高地へ下山しました。
下山道中に、”傾斜の緩い下りでは靴紐を緩めたほうが足が楽になる”等々S君に教わりながら歩きました。今では、遠い懐かしい思い出です・・・・・。
この日から僕の山歩きは始まりました。