十勝岳
2020年9月19日

風速18メートル、気温4℃の十勝岳、

満載の人出でクマもゲンナリの大雪山旭岳、

標高差1500メートルのクマがいないはずの羊蹄山

今年2回目の北海道はすっかり秋の装いでした。

9月19日 5:59

  十勝岳温泉に宿をとり、朝早く望岳台に移動。でももうこんなに車が。北海道は朝が早いね。




  稜線は見えているが、今日は強風予報。1900メートルで風速17.8メートル。でもこちらは風裏。歩きやすいなだらかな登りが続きます。


6:59

 十勝岳避難小屋。ドカンと来たら、この小屋ではチョット無理じゃないかい?


  昭和噴火口への登り。傾斜がきつくなる。風が強くなりだした。




 下界はガスが切れており、遠くまで見通せるが、上部に目をやるとそこはすっ飛んでいくガスの中。

8:37

  昭和噴火口近辺。稜線に着くとさすがにすごい風。鼻チンが真横に吹っ飛んでいく。これは便利だ!が、自分も吹っ飛んでいかないようにしなくちゃ。

十勝岳頂上 9:04

  昭和噴火口より上は、さらにすごい風。手は凍える、顔は凍れる、雨具で風除けすると、やっと一息。チュ~ルチュ~ルを啜って頂上へ。


  頂上の岩陰はさながら春の陽だまり。4℃しかないけど。ちょっと早いお昼のパンにかぶりつき、早々に下山。




  しばらくひたすら下山。振り返るとうっすらと頂上が。きっと、あれが頂上だよね?
9:49

  昭和噴火口まで下りてきた。足を引きずりながら下山していたおじさん。左膝を故障したらしい。明日は我が身、右膝を壊さないように注意しながら一歩一歩。


富良野は晴れ。 上部はガス


  彼方に見えるは旭川市街地。道央の中心都市だけあって、しっかり街々しています。



  いつしか上部のガスは晴れ。でも今まで辛抱していたら、きっとアイスマンになっていたはず。
下山 11:37 

  ”いつ噴火するかわからないから早めに登っておくように”との鬼軍曹のアドバイスをうけ、楽しい強風の十勝岳は最後にその姿を見せてくれました。


大雪山旭岳に続く